スチームボーイ
僕は、未来を、あきらめない。
19世紀半ば、世界初の万国博覧会を目前にしたイギリス。研究のため渡米中の発明家・父エディと祖父ロイドの帰りを待つレイ少年もまた、発明が大好きな男の子だ。そんなある日、レイの元に謎の金属ボールが届く。祖父のロイドからだ。すると今度は、父と祖父をアメリカへ招いたオハラ財団の使者と名乗る男たちが現れ、ボールを奪おうとする。自作の一輪自走車に乗り、ボールを抱えて逃げ出すレイ。だが蒸気歯車メカで追いかけてくる男たちに捕まり、万国博覧会のパビリオンに閉じ込められてしまう。そこでレイはアメリカにいるはずの父エディと再会し、金属ボールの秘密を知る。超高圧力の蒸気を高密度に封じ込めた球体。それは人類の歴史を塗り変える力を秘めた驚異の発明「スチームボール」だったのだ! 財団はその力を兵器として世界中に売りさばこうとしていた。「おじいちゃんは、戦争のためにスチームボールを発明したんじゃない!」レイと財団のボールをめぐる争いは、やがてイギリス軍までが出動する大騒ぎになる。その騒動の中、スチームボールのさらなる秘密が明らかに…。科学の持ちうる真のパワーを信じ、レイは「スチームボーイ」となって大空へ飛びたつ!
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見どころ
『AKIRA』の大友克洋監督が、9年をかけて蒸気機関へのこだわりを描きぬいた超大作。舞台は産業革命の活況にわく19世紀半ばのイギリス。国家の威信をかけた万国博覧会で大騒動が巻きおこり、発明少年が活躍する。みどころは、ピストンやクランクなど激しく動き、油まみれの質感と鉄の重量感にあふれた発明の数々。蒸気機関で動くメカ群は、電気やガソリンが登場するまで世界が期待していた未来像のコンセプトそのものだ。その描写には最先端のデジタル技術がふんだんに使われている。特に超巨大なスチーム城の出現シーンは、機械油で黒光りするメカニズムの固まりに興奮する。視覚的な驚きにあふれた、超スペクタクル冒険活劇だ!【アニメ評論家 氷川竜介】
スタッフ・キャスト
スタッフ
原案・脚本・監督:大友克洋 /
脚本:村井さだゆき /
総作画監督:外丸達也 /
エフェクト作画監督:橋本敬史 /
美術監督:木村真二 /
CGI監督:安藤裕章 /
演出:高木真司 /
テクニカルディレクター:松見真一 /
デジタルコンポジット:佐藤光洋 /
編集:瀬山武司 /
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー /
音響監督:百瀬慶一 /
製作:STEAMBOY製作委員会 /
制作:サンライズ /
キャスト
レイ:鈴木 杏 /
スカーレット:小西真奈美 /
ロイド:中村嘉葎雄 /
エディ:津嘉山正種 /
ロバート:児玉 清 /
デイビッド:沢村一樹 /
サイモン:斉藤 暁 /
アルフレッド:寺島 進 /
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